水のかかったパソコンのデータ復元
データを保管している媒体に物理的な損失が存在しない限りは、ほとんどの場合でデータ復元できます。
例えば、パソコンに水がかかったとしても、電源を入れずに乾くまでしばらく放置していれば、ショートをすることがないため通常通りにスイッチを入れても問題がないケースも珍しくありません。
反対に、水のかかったパソコンに電源を入れてしまった場合には、データを保管しているハードディスクなどに対して電気がいってしまいますので、内部でショートを起こしてしまってデータが壊れてしまう場合があります。
こうした、物理的に壊れた場合にはデータ復元が難しくなるため、この違いを理解しておくことが大切です。
物理的に壊れたときには、どのようにしたとしてもデータを回収することが難しくなります。
一見して故障しているように見えても、こういったデバイスは結局電気周りの環境に依存することになりますので、その点を把握しておけばデータ復元は容易です。
パソコンのデータ復元を自分で行える場合とは?
大切な情報がたくさん保存されているパソコンに不具合が出た場合に、そのデータを復元したいという思いを抱いた経験はほぼすべての人が一度がしたことがあるところなのではないでしょうか。
しかし、そんなデータ復元はその症状によってほぼ100%直せる場合とほぼ100%復元不可能な状態までさまざまなパターンがある点には注意が必要です。
自分で簡単にデータ復元を行えるパターンとしては、データをゴミ箱に入れてしまったり空にしてすぐなどがその代表と言えます。
また、ドライブをフォーマットにしたりパーティションを開放してしまった場合などの場合も簡単にデータを復元することができるケースがほとんどです。
このような場合は専用のソフトなどを駆使すればご自身で簡単にデータ復元を行うことができるので、ぜひ試してみるのが良いでしょう。
一方で、パソコンやハードディスクなどの故障の場合は難しい場合がほとんどです。
専門業者に修理を依頼するのがおすすめです。